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MISSION

ビジネスの力で社会課題を解決し、持続可能で、幸せな社会づくりに貢献します。

代表ご挨拶

我々は、"資本主義の限界"と言われる時代を生きています。
高い品質の商品・サービスを提供する企業は、大きな利益を確保し、株主の期待に応えて高配当を実行する。その企業の従業員は高い賃金を得て、その従業員たちが暮らす地域社会は、旺盛な消費に支えられて、その地域も豊かになる。富を蓄えた個人は、株主として企業に投資を行い、企業は切磋琢磨して、さらに良い商品、サービスを提供して、全ての関係者が豊かになる。このように神の見えざる手に導かれて、みんなが幸せになる仕組みが、我々が学んだ資本主義ではなかったでしょうか。


ところが、資本主義は、そこでは終わらない。
株主は、さらに高い配当を求め、企業は、株主のさらなる高い要求に応えるため、効率化を進める。従業員給与も効率化の対象となり、幸せだった従業員は疲弊し、経済的にも追い込まれる。所得格差が拡大し、社会が不安定化する。“より速く商品を届ける”という消費者のニーズは、大量の化石燃料を燃やして地球環境を悪化させ、自然災害は、大規模化・頻発化し、我々の生命を脅かす。人類を幸せにするはずだった資本主義は、利益至上主義を加速させ、人々を追い込み、地球環境をも破壊してきました。

この課題は、どうすれば解決できるのか。
利益至上主義の資本主義が、地球温暖化を原因とする大規模自然災害の頻発、食料危機等を加速させ、それに強い脅威を感じた人々が、企業に対し、ESDやSDGsの視点から企業経営の価値感の修正、経営指標の見直しを迫り、その結果、一部の企業に、利益至上主義の資本主義に修正の動きが見え始めました。また、欧米の法律学者、経済学者等を中心に、“会社は誰のものか。”という資本主義の基本を問い直す議論が活発化していることにも、この課題解決の希望を感じます。

我々は、社会課題をビジネスの力で解決し、持続可能で、幸せな社会つくりに貢献し続けたいと考えています。 

代表取締役 前川直和

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